夏ドラマも続々と最終回を迎え、早くもドラマロスに陥っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、豊作が多かった夏ドラマに負けず劣らず、秋ドラマのラインナップもすごい!「一日をワンクールでえがく」という斬新な月9「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」や鈴木亮平さん主演の日曜劇場「下剋上球児」など、気になる話題作がたくさんあります。
今回は、秋ドラマについてさくっと情報を知りたい方のため、フジテレビで金曜9時から始まるムロツヨシさん、平手友梨奈さん主演「うちの弁護士は手がかかる」について紹介していこうと思います。このドラマは10月改編により新たにできたドラマ枠で、こけら落としのような作品。本記事ではただの弁護士ものとは少し違うストーリーやキャスト、気になる主題歌などを一気に紹介していこうと思います!どうぞ最後までご覧になってください。
「うちの弁護士は手がかかる」に原作はある?ストーリーは?
「ウチの弁護士は手がかかる」には原作はなく、完全オリジナルストーリーとなっています。ストーリーを簡単に紹介します。最年少で司法試験に合格したもののコミュニケーションが苦手で仕事を獲得できない天野杏(あまのあん)が、ひょんなことから元敏腕マネージャーで有名アイドルを育て上げたものの、突然解雇されてしまった蔵前勉(くらまえつとむ)と出会います。天野を一人前の弁護士に仕立て上げるため、蔵前は今までの経験を発揮し、パラリーガルとしてサポートしていく…という話です。前職マネージャーのパラリーガルという今までにないリーガルドラマの設定ですよね。どことなく韓国ドラマ感もありますし、ストーリーに関しては問題なさそうです。
「うちの弁護士は手がかかる」のキャストは?
このドラマの特徴はキャストです。まず、杏を支える凄腕パラリーガル蔵前勉をムロツヨシさんが演じます。ムロツヨシさんと言えば、福田監督作品などのコメディ作品や「大恋愛」「親バカ青春白書」などの優しい役など、様々な役柄を演じてきました。今回はやり手という新しい役柄に挑戦します。ちなみに、ムロツヨシさんはフジテレビのゴールデンプライム帯ドラマ初主演となります。
そして天才弁護士天野杏を演じるのはフジテレビの連続ドラマ初出演となる平手友梨奈さんです。平手さんと言えば、「サイレントマジョリティー」などの欅坂46のセンターでの鬼気迫るパフォーマンスでファンの心をつかみました。アイドル時代も「響-HIBIKI-」などで演技も行っており、引退後は「六本木クラス」や「ドラゴン桜」などの話題作に出演しています。現在、平手さんは22歳。ムロさんは47歳なので、25歳離れているということになりますね。ちなみに、二人は初共演だそうです。意外なバディがどのように化学反応を起こすか注目です。
その他、蔵前がずっとサポートしてきた人気女優役に、品がある役が多く女性のあこがれである女優、吉瀬美智子さんが抜擢されています。吉瀬さんは女優の役は初めてです。そして、蔵前のマネージャー仲間には安達結実さん。いつまでも老いないその可愛さは現在も健在!ズバズバものを言う役だそうなので、ぴったりですよね。また、杏の姉で杏が所属する法律事務所の社長役を、江口のりこさんが演じます。江口さんと平手さんは「ドラゴン桜」以来2度目の共演だそうで、生徒と教師という役柄からついに姉妹へ!息の合った掛け合いに注目です。その他、「どうする家康」にも出演していた若手俳優日向亘さんや松尾諭さんなどの出演が決まっています。追加やゲストキャストについても楽しみですね!
このように、共演者まで豪華な「うちの弁護士は手がかかる」。いろんな種類の美人が見られるのも魅力です。
「うちの弁護士は手がかかる」のスタッフは?
キャストは豪華ですが、ドラマの肝はやはり制作陣。脚本や演出が面白くなかったら残念ですよね。しかし、このドラマのスタッフの顔触れは気合が入っています。フジテレビが新ドラマ枠に懸けていることが分かります。
まず、作品のストーリーを形作る脚本家さんたち3人を紹介します。その3人は「あなたがしてくれなくても」や「婚姻届けに判を押しただけですが」などを担当したおかざきさとこさん、「じゃないほうの彼女」や「もしも、イケメンだらけの高校があったなら」などを担当した服部隆さん、「さよなら、ハイスクール」や「澤部パパと心配ちゃん」などを手掛けた西垣匡基さんです。コメディ作品も多く手掛けてきた3人が作り出す世界に注目したいですね。
演出は、「おっさんずラブ」シリーズや「極主夫道」などの演出を手掛けてきた瑠東東一郎さんと「PICU」や「ミステリと言う勿れ」などを担当した相沢秀幸さんが担当します。演出の方が監督も担当するので、作品を引っ張ってくれる存在となるでしょう。
このように、実力派の皆さんが揃っている「うちの弁護士は手がかかる」のスタッフ陣。コメディからシリアスまで幅広い要素が含まれているので、様々な味を楽しめるようなドラマになりそうですね。
「うちの弁護士は手がかかる」は新ドラマ枠!ここ最近のフジテレビはドラマが凄い?
このドラマは、フジテレビで毎週金曜9時に放送されます。ドラマ好きの方は「あれ、この時間帯ってドラマやってた?」と、疑問に思ったことでしょう。TBSでは、金曜10時からドラマを放送しており(ちなみに夏ドラマでは「トリリオンゲーム」)、それと勘違いされた方も多いと思います。そう思うのも当然です。なんとこの枠は新ドラマ枠。フジテレビはここ数年、月曜10時、水曜10時などプライム帯にドラマ枠を続々と新設しています。ちなみに、この枠では元々麒麟の川島さんやサンドウィッチマンのお二人が出演する「ウワサのお客様」が放送されていました。ネットフリックスなど動画配信サービスの台頭や若者のテレビ離れによって、「ドラマ離れ」も進んでいる現代。しかしこの逆境にも負けず、ここにきてフジテレビはゴールデンタイムのドラマを計5つにしました。視聴率が中々取れない現在ですが、SNSなどでトレンド入りなど人気を掴めるといいですね。
「うちの弁護士は手がかかる」の主題歌は、超豪華!
このドラマ最大の驚きは、その主題歌にあります。その主題歌とはイギリスを代表とするバンド「ザローリングストーンズ」の『新曲』である「アングリー」。18年ぶりに発売されたアルバムに収録されており、MVも公開されました。海外のアーティストの新曲が抜擢されることはほとんどないのではないでしょうか。過去、フジテレビ系のドラマである2012年の木村拓哉さん主演ドラマ「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」にて主題歌が使用されたこともあり、何かと縁があるザローリングストーンズとフジテレビ。ドラマの最後まで気が抜けませんね。気になった方はYouTubeにて既に公開されているので、是非チェックしてみてください。
まとめ
ムロツヨシさんと平手友梨奈さんという異色のタッグ、新たなドラマ枠、超豪華な主題歌、盤石のスタッフ…フジテレビのドラマの再起を図っているといっても過言ではない顔ぶれで創りあげる「うちの弁護士は手がかかる」。その斬新なストーリー構成がどう進んでいくのかも楽しみですよね。
初回放送は10月13日、初回は15分拡大放送です。それまで番宣やCMなどを見て気長に待ちましょう。今回は金曜9時放送のドラマ「うちの弁護士は手がかかる」について紹介しました。ここまでご覧いただき、ありがとうございました!