話題作『ゆりあ先生の赤い糸』を振り返り!年末の一気見にいかが? ドラマ映画考察ラボ

話題作『ゆりあ先生の赤い糸』を振り返り!年末の一気見にいかが?

 年の瀬も迫り、2023年もあと少しです。年末年始と言えば、まとまって休みが取れる時間。見逃した映画やドラマをゆっくり見返すという方も多いのではないでしょうか。今年のドラマは、「VIVANT」や「ブラッシュアップライフ」など近年稀に見る豊作なラインナップでした。年末にかけて一挙再放送なども行われていますので、是非大掃除のお供にいかがでしょうか。
 さて、今回紹介したいのは12月14日に最終回を迎えた秋ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」。病気で倒れた夫にはイケメンの恋人がおり、隠し子まで登場するといういきなり苦境に立たされた主婦のヒューマンドラマを描いています。この記事ではそんな「ゆりあ先生の赤い糸」について、その魅力を紹介しつつキャストやストーリーなどを振り返っていこうと思います。極力ネタバレを避けて書いておりますので、未視聴の方もご安心ください。
どうぞ最後までご覧になってください!

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「ゆりあ先生の赤い糸」基本情報をおさらい

 「ゆりあ先生の赤い糸」は入江喜和さん作の同タイトルの漫画が原作。テレビ朝日系の木曜9時に、全9話で放送されました。売れない小説家である夫、吾郎(演:田中哲司さん)と結婚した伊沢ゆりあ(演:菅野美穂さん)が主人公。平凡な日常を送る中ある日夫が病に倒れ、病院へと走るとそこには夫の彼氏だと名乗るイケメン(演:鈴鹿央士さん)がいました。さらに夫の彼女、夫を「パパ」と呼ぶ謎の女の子二人も現れ、事態はカオス。しかしゆりあは持ち前の強さで「みんなで夫を介護しよう!」と言います。そして縁もゆかりもない皆との奇妙な同居生活がスタートするのです…その他キャストとして、三田佳子さん、吉瀬美智子さん、松岡茉優さん、志田未来さんなど豪華な顔ぶれが出演しています。脚本は「フリーター、家を買う」や「知ってるワイフ」などを手掛けた橋部敦子さん。監督は金井 紘さん、星野 和成さん、竹園元さんの3人です。主題歌は、矢井田瞳さんの「アイノロイ」となっています。

「ゆりあ先生の赤い糸」魅力① ゆりあの力強さ

 
  ゆりあは「かっこよく生きる」ことがモットーの強い女性。そのため、子どもの時のあだ名は「オッサン」で、可愛らしさより随所で逞しさを求められることが多い人生でした。そんなゆりあはひょんなことから売れない小説家である哲司と結婚し、結婚後は自宅で刺繍教室を開くなど、ごく平凡の主婦生活を送っていました。ですが結婚した夫には、まさかの愛人が二人(ついでに子供も2人)!そして介護が必要な状態に!普通の人なら絶望してしまう状況ですが、ゆりあは違います。菅野美穂さんの力強い女性の演技も、作品に説得力を足していました。

「ゆりあ先生の赤い糸」魅力② 『現代社会』を入れ込んだテーマ

 原作漫画は、第27回手塚治虫文化賞を受賞。現代社会にはびこる課題を正面から書いた点が評価されました。ドラマ内でも介護や不倫、LGBTQなど多様な事案を扱っています。介護監修やLGBTQ監修など有識者の意見も踏まえて作成されているので、デリケートな課題も上手く扱っています。最近はBLドラマブームも相まって、LGBTQへの関心が高まっています。そのためドラマでも同性愛やトランスジェンダー役が登場する機会が増加。迂闊に扱うのは良くないですが、このドラマのように有識者による監修を入れるなどの配慮を入れれば認知の向上にも繋がりますよね。介護に関する課題も身近すぎてつい目をそむけたくなりますが、このドラマでは嫌と言うほど描いています。夫が回復していく過程もきちんと描写しているため(医療監修もあり)、『知る』作品としても楽しむことができます。余談ですが、エンドクレジットに「刺繍協力」があるのもこの作品の特徴の一つと言えるでしょう。

「ゆりあ先生の赤い糸」魅力③ ゆりあの恋愛

 魅力①で詳しく紹介したように、ゆりあは逞しく勝気な女性。しかし、この作品ではそんな彼女の人間らしい部分も描きます。その一つとして、恋人の存在があります。彼女に恋心を抱いたのは、便利屋の伴優弥。彼は自宅介護をすることになったゆりあの家の改装を請け負うことになりました。彼は現在妻と別居中で、一人息子をワンオペで育てる真面目な一面がありました。そんな彼に刺繍を教えることになった縁から、彼らの距離はどんどん近づいていることになります…なにかと我慢することの多いゆりあの人生の息抜きである、新たな禁断の出会いも魅力の一つとなっています。

「ゆりあ先生の赤い糸」魅力④ 異色の同居生活

 急に自宅で介護することになったゆりあ。彼女は夫の愛人たちに「彼の介護を手伝う」ことをお願いします。しかし、愛人の一人小山田みちる(演:松岡茉優さん)が入院することになり、その前後から夫との隠し子二人と同居予定することになってしまいます。加えて、無職の愛人箭内稟久(演:鈴鹿央士さん)が路頭に迷い、介護も含めた同居生活に参加。かくして目の覚まさない夫、ゆりあ、夫の愛人とその子、愛人その2(男)との同居生活が幕を上げることになります。互いの弱さが分かってくるにつれ、次第に仲を深めていく一同。不倫した夫なぞ切り捨て、愛人など顔も見たくなくなるのが普通です。しかし、ゆりあは介護を放棄したり逆に一手に引き受けたりしたりすることなく、「皆で面倒を見る」ことを提案します。そのような強さも彼女が愛される要素の一つでしょう。

「ゆりあ先生の赤い糸」魅力⑤ 彼女を取り巻く家族

 ゆりあを取り巻く家族も癖強め。ゆりあの姉(演:吉瀬美智子さん)は既婚者ながら不倫しています。また、伊沢家は夫が倒れる前は、夫の母(演:三田佳子さん)と同居していました。しかし嫁姑問題は至って良好で、ゆりあのことを頼りにしていました。厄介なのは吾郎の妹。自由奔放な性格で、インコをゆりあに押し付け旅行に行くなど自分勝手な部分が目立ちます。しまいには吾郎の介護も放棄してしまいました。このような家族と、彼女はどう向き合っていくのでしょうか?また、ゆりあの基礎を作った心優しい彼女の父(演:チョコレートプラネット長田さん)など、他にも愛すべき登場人物が多数登場します。

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「ゆりあ先生の赤い糸」視聴するには?

  さて、この記事を見ている皆さんはこのドラマをもう一度、もしくは初めて見たくなったのではないでしょうか?ここの章では最終回がどこで見られるか紹介しようと思います。
無料動画配信サイト、Tverでは2023年12月30日時点で1,2,3,最終話を閲覧することができます。「終了まで1週間以上」と記載されていたため、年末年始のお供にぴったりです。その他、TELASAやテレ朝動画、ABEMAでも視聴できます。TELASAでは全話見ることができ、初回は一か月無料で楽しむことができます。テレビ朝日系の番組の過去配信が一挙に見られるサービス。このドラマ以外にも「アメトーーク」など、ラインナップが充実していますよ。

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まとめ

 前クールがヒットを記録した「ハヤブサ消防団」だっただけに、期待値もひとしおだった「ゆりあ先生の赤い糸」。しかし、その期待にきちんと応え、視聴率も安定していました。菅野美穂さんが実に24年ぶりにテレビ朝日の連続ドラマで主演を務め、本人も「ぴったりの役」と絶賛するほどでした。その他豪華俳優陣が名を連ねた盤石の演技も見事です。漫画も11巻で完結しているので一気見にぴったりの長さ!この記事を見ながら、楽しんでみてはいかがでしょうか。
 今回の記事は以上になります。ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

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