52ヘルツのクジラたちの実写映画化はいつ?原作は実話なの?実写化するならの登場人物キャストをまとめます。あらすじが暗い、重いと言われていて、流浪の月に似てる泣ける作品で、対象年齢、年齢制限が気になります。小説「52ヘルツのクジラたち」は、2021年の本屋大賞に選ばれた小説です。
本屋大賞とは、全国の書店員さんが「一番売りたい本」を投票して選ばれるもの、まさにプロがおすすめする本です。
その評価から、本屋大賞に選ばれた小説は、毎年次々に実写映画化されています。
そこで、2021年に本屋大賞に選ばれた52ヘルツのクジラたちの疑問に答えます。
- 52ヘルツのクジラたちの実写映画化はいつ?
- 52ヘルツのクジラたちが流浪の月に似てる?
- 52ヘルツのクジラたちは実話?
- 暗い重い泣けるあらすじで対象年齢、年齢制限は
- 52ヘルツのクジラたちが実写映画化するならの登場人物
52ヘルツのクジラたちの映画化はいつ?
2021年に本屋大賞を受賞した「52ヘルツのクジラたち」の映画化は、2023年と考察します。
本屋大賞を受賞した小説は、ほとんどが実写映画化されています。
しかも本屋大賞を受賞した小説の実写映画化は、約2年後のパターンが多いです!
2021年の本屋大賞8位の加藤シゲアキさんのオルタネートも実写映画化に近そう。
実写映画化の発表が楽しみ!
2021年本屋大賞の受賞作発表 順位 表紙 書籍名/作家 得点 大賞 『52ヘルツのクジラたち』
町田 そのこ(著)
中央公論新社365.5点 2位 『お探し物は図書室まで』
青山 美智子(著)
ポプラ社287.5点 3位 『犬がいた季節』
伊吹 有喜(著)
双葉社286.5点 4位 『逆ソクラテス』
伊坂 幸太郎(著)
集英社248.0点 5位 『自転しながら公転する』
山本 文緒(著)
新潮社227.5点 6位 『八月の銀の雪』
伊与原 新(著)
新潮社227.5点 7位 『滅びの前のシャングリラ』
凪良 ゆう(著)
中央公論新社223.5点 8位 『オルタネート』
加藤シゲアキ(著)
新潮社169.5点 9位 『推し、燃ゆ』
宇佐見りん(著)
河出書房新社139.5点 10位 『この本を盗む者は』
深緑 野分(著)
KADOKAWA132.5点 投票の得点換算は、1位=3点、2位=2点、3位=1.5点
52ヘルツのクジラたちが流浪の月に似てる
2020年の本屋大賞1位の流浪の月は、ちょうど本屋大賞の2年後、松坂桃李さんと広瀬すずさんのキャストで、2022年に映画が公開されました。
流浪の月も虐待やDVなど、あらゆる社会問題が詰まっている話で、52ヘルツのクジラたちと流浪の月は似てると言われていますが、実際似てません。
読んだり、見たりすることで、虐待やDVなど社会問題を考えるきっかけになるところは似てると思います。
2年後に実写映画化された2020年の本屋大賞
2年後に実写映画化された2020年の本屋大賞はまだまだあります。
3位の「線は、僕を描く」は、横浜流星さん主演で実写映画化されたのも2年後の2022年
6位のmedium霊媒探偵城塚翡翠は、2022年に清原果耶さん主演で実写ドラマ化、まさに2年後
4位の「ノースフライト」は、2020年西島秀俊さん主演で、NHKでドラマ化されています。
2020年本屋大賞の受賞作発表 順位 表紙 書籍名/作家 得点 大賞 『流浪の月』
凪良ゆう(著)
東京創元社432点 2位 『ライオンのおやつ』
小川糸(著)
ポプラ社380点 3位 『線は、僕を描く』
砥上裕將(著)
講談社327点 4位 『ノースライト』
横山秀夫(著)
新潮社275.5点 5位 『熱源』
川越宗一(著)
文藝春秋214点 6位 『medium霊媒探偵城塚翡翠』
相沢沙呼(著)
講談社198点 7位 『夏物語』
川上未映子(著)
文藝春秋156点 8位 『ムゲンのi』
知念実希人(著)
双葉社147.5点 9位 『店長がバカすぎて』
早見和真(著)
角川春樹事務所105.5点 10位 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』
青柳碧人(著)
双葉社91.5点 投票の得点換算は、1位=3点、2位=2点、3位=1.5点
52ヘルツのクジラたちは実話?
小説「52ヘルツのクジラたち」は、児童虐待、家庭内DV、介護、トランスジェンダー、毒親、家族の不理解など多くの社会的問題を描いている作品です。
52ヘルツのクジラとは、他のクジラには聞こえない高い周波数で鳴くことから、鳴いても仲間に届かないので「世界でもっとも孤独なクジラ」と言われている正体不明の52ヘルツの鯨から、タイトルが取られています。
社会問題に直面している人の声はなかなか届かない。
実話なの?と思いますが、作者の町田そのこさんはインタビューで、実体験を告白してます。
小学生の高学年から中学生の頃にいじめに遭っていて、本当に学校に行くのが辛くて、本の世界に逃げていました。その頃大好きだったのが氷室冴子さんで、『明日続きを読みたいから頑張ろう』と、本を支えにしていたんです。だから私も、誰かが『明日も頑張ろう』って思ってくれるようなものを書きたいという思いがありました
引用:「52ヘルツのクジラたち」町田そのこさんインタビュー 虐げられる人々の声なき声をすくう|好書好日
いじめに遭って、孤独を感じていた経験から、書かれているようです。
毒親の話は、実話ではないようです。
町田そのこさんが作家になろうと思ったきっかけは、お母さんの影響だったことを話ていたから。
町田そのこさんは、10歳のときに、母から薦められて氷室冴子さんの『クララ白書』を読んで、創作の世界に夢中になり、「絶対に作家になろう」と思ったという。
52ヘルツのクジラたちの対象年齢・年齢制限
52ヘルツのクジラたちが実写映画化するならの登場人物キャスト
三島貴瑚(みしま きこ)
主人公の三島貴瑚(みしま きこ)は、26歳の女性で「毒親」である実母にネグレクトを受けてきました。
貴瑚は両親に愛されず、母親の連れ子として邪魔者扱いされて育ちました。
21歳の時に義父が病気になり介護が必要になると、介護を全て押し付けられ、あんたが病気になれば良かったのにと罵られます。
死ぬことを決意して道を歩いていたところを通りすがりの岡田安吾(アンさん)と同級生の美晴に救われました。
そして、何もかも失って東京から大分県の海辺の町に移り住む。
貴瑚は共感力が高く、似た境遇をした人には優しい態度を取ります。
少年ムシ
「ムシ」と呼ばれている13歳の少年で、母親からの虐待を受けていて、ガリガリに痩せて言葉を話せなくなっていた。
ムシは貴瑚の家に逃げますが、母親はムシを産んだせいで人生が狂ったと言います。
ムシは貴瑚と一緒に住むことになります。
岡田安吾(おかだあんご)
岡田安吾、通称「アンさん」
美晴とともに貴瑚をネグレクトから救い出した、貴瑚にとって安吾はヒーローです。
牧岡美晴(まきおか みはる)
貴瑚の高校時代からの友人で、先輩の安吾とともに貴瑚を助け出した。
新名主税(にいなちから)
新名主税は、貴瑚の初めてできた8歳年上の恋人です。
貴瑚が働きだした会社の跡取り息子で頼れる男性で、主税に見初められてつき合い始めます。
小説「52ヘルツのクジラたち」の実写映画化の発表が楽しみです。
実写映画化された本屋大賞作品
2019年の本屋大賞
1位の『そしてバトンは渡された』は、2021年に永野芽郁さん、石原さとみさん、田中圭さんのキャストで、2年後に映画化され、日本アカデミー賞にも選ばれてました。
そしてバトンは渡されたを無料で見る
5位の「ある男」は、2022年に窪田正孝さんで映画化
2018年の本屋大賞
『かがみの孤城』は、2022年冬に映画アニメ化されました。
3位の『屍人荘の殺人』は2020年に神木隆之介さん、浜辺美波さんで実写映画化されてます。
屍人荘の殺人を無料で見る
6位の『騙し絵の牙』は、2021年に大泉洋さん主演で、実写映画化されています。
7位の『星の子』は、2021年に芦田愛菜さん主演で実写映画化されています。
2017年の本屋大賞
『蜜蜂と遠雷』は、2019年に鈴鹿央士さん、松岡茉優さん、松坂桃李さんなどのキャストで、2年後実写映画化されています。
蜜蜂と遠雷を無料で見る
3位の『罪の声』は、2021年に小栗旬さん、星野源さん主演で、実写映画化されてます。
罪の声を無料で見る
10位の『コーヒーが冷めないうちに』は、2018年に有村架純さん主演で、2019年に実写映画化されています。
コーヒーが冷めないうちにを無料で見る
2016年の本屋大賞
『羊と鋼の森』は、2018年に山﨑賢人さん主演で、2年後に実写映画化されています。
2位の『君の膵臓をたべたい』は、浜辺美波さん、北村匠海さん主演で、実写映画化されています。
4位の『永い言い訳』は、本木雅弘さん主演で、実写映画化されています。
10位の『火花』は、2027年に菅田将暉さん主演で実写映画化されています。
2015年本屋大賞
『鹿の王』は、2022年に映画アニメ化されています。
3位の『ハケンアニメ!』は、吉岡里帆さん主演で、2022年映画公開
2015年本屋大賞の受賞作発表 順位 表紙 書籍名/作家 得点 大賞 『鹿の王』
上橋菜穂子(著)
KADOKAWA 角川書店383点 2位 『サラバ!』
西加奈子(著)
小学館310.0点 3位 『ハケンアニメ!』
辻村深月(著)
マガジンハウス309.5点 4位 『本屋さんのダイアナ』
柚木麻子(著)
新潮社239.0点 5位 『土漠の花』
月村了衛(著)
幻冬舎236.5点 6位 『怒り』
吉田修一(著)
中央公論新社231.0点 7位 『満願』
米澤穂信(著)
新潮社185.5点 8位 『キャプテンサンダーボルト』
阿部和重・伊坂幸太郎(著)
文藝春秋155.0点 9位 『アイネクライネナハトムジーク』
伊坂幸太郎(著)
幻冬舎131.0点 10位 『億男』
川村元気(著)
マガジンハウス42.5点 投票の得点換算は、1位=3点、2位=2点、3位=1.5点
引用:本屋大賞の公式サイトより