映画「鋼の錬金術師 完結編」の前編・復讐者スカーの結末、エドとスカーの因縁、ウィンリィがスカーを殺す?をまとめます!
Hey!Say!JUMP山田涼介さんが主演をつとめる映画「鋼の錬金術師 完結編」の公開が決定し、2部作の前編「復讐者スカー」が5月20日より公開されます。
鋼の錬金術師の簡単なあらすじ
主人公のエドワード・エルリック(山田涼介)は弟の弟・アルフォンス(声:水石亜飛夢)は幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。
しかし錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、アルフォンスを失ってしまう。
弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。
そして兄弟は、失われた肉体を取り戻すため「賢者の石」を求めて旅に出る。
2021年に連載20周年を迎えたハガレン!
2017年の映画も大ヒットし、今回完結編2部作で最終話まで描ききるということでファンの間で話題になっています。
今回は、前編「復讐者スカー」についての疑問や、結末をご紹介します。
- 映画「鋼の錬金術師完結編復讐者スカー」の結末
- スカーの人物像を紹介
- スカーが錬金術師を恨む理由
- スカーの右腕の秘密
- ウィンリィ(本田翼)がスカーを恨む理由
スカーを演じるのは新田真剣佑さんです!
原作漫画のどれくらいまで前編で描かれるのか予想してみます!
映画・鋼の錬金術師完結編 復讐者スカーの結末は?
映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」の結末は、エドVSスカーの戦いでエドが勝利するところで終わると予想しています。
スカーは国家錬金術師を次々襲う殺人鬼で、エドも命を狙われます。
しかし最後はエドがスカーに勝利し、その後「復讐がすべて」という考えのスカーの考えが変わっていきます。
最終的にエドと仲間になる、というわけではありませんが、少しずつスカーの心境が変化していきます。
公開された予告動画では、一瞬ですがウィンリィ(本田翼)がスカーに銃口を向けるシーンがありました。
予想ではこのシーンが完結編スカー編のクライマックスシーンだと思います!
なぜウィンリィがスカーに銃口を?
実はスカーには暗く悲しい過去と、ウィンリィに恨まれる罪がありました。
映画「鋼の錬金術師完結編復讐者スカー」スカーの人物像
スカーは作中に登場する少数派民族・イシュヴァール人の男性です。
見た目の特徴は、
- 褐色の肌
- 赤い瞳
- サングラス
- 白髪
- 額に十字の傷
- 右腕に刺青
という感じ。
スカーの顔は強面なのですが、新田真剣佑さんだとどうなるだろう?
真剣佑さんは筋肉がすごいので再現性に期待です!
スカーは「傷の男」と呼ばれており、本名はありません。
スカーは国家錬金術師に強い恨みを持っており、復讐するために名を捨てたのです。
そんなスカーが国家錬金術師を次々と殺害していく、連続殺人事件が起こるところから物語は始まります。
映画「鋼の錬金術師完結編 復讐者スカー」スカーが錬金術師を恨む理由
スカーが国家錬金術師を恨む理由は、過去に家族や同胞たちを殺されたからです。
スカーの正体は、アメストリス軍が行ったイシュヴァール人大量虐殺作戦の生き残りです。
簡単に解説すると、もともとイシュヴァール人とアメストリス人は宗教問題などで対立していたのですが、アメストリス軍の将校が誤ってイシュヴァール人の少女を射殺する事件を機に大規模な戦争になってしまいました。
そしてキング・ブラッドレイ大総統(舘ひろし)は、アメストリス軍にイシュヴァール人の殲滅を指示し、軍人だけでなく国家錬金術師も投入されたのです。
そのためスカーは錬金術師に対して強い恨みを持っており、国家錬金術師次々殺害する復讐鬼になったのでした。
鋼の錬金術師完結編 最後の錬成の結末はハッピーエンド?エドとウィンリィが結ばれる?
映画「鋼の錬金術師完結編復讐者スカー」スカーの右腕の秘密
刺青が入ったスカーの右腕は、亡くなったスカーの兄の右腕が移植されたものです。
前述した「イシュヴァール人大量虐殺作戦」の際、錬金術師のキンブリー(山田裕貴)がスカーの家族たちを襲いました。
キンブリーの爆破の攻撃で家族が吹き飛ばされ、右腕を失ってしまったスカーに、兄は自身の右腕を錬金術で移植。
兄はそのまま息絶えてしまいました。
スカーの額の傷はこの時に受けたものです。
スカーの兄は錬金術の研究をしており、右腕に分解・左手に再構築の構築式を刺青にして刻んでいました。
兄の右腕を移植されたスカーは「分解」の錬金術が使えるようになり、その力で国家錬金術師を次々殺していったのです。
映画「鋼の錬金術師完結編復讐者スカー」ウィンリィ(本田翼)がスカーを恨む理由
ウィンリィ(本田翼)がスカーを恨む理由は、スカーがウィンリィの両親を殺害したからです。
「イシュヴァール人大量虐殺作戦」で酷いケガをしたスカーは病院のベッドで目を覚ましました。
自身の右腕が兄の右腕であることに気づいたスカーは錯乱状態になり、治療にあたっていたウィンリィの両親(ロックベル夫妻)を殺害してしまいます、
ウィンリィは、対峙するエドとスカーとの会話でその事実を知り、その場でスカーに銃口を向けたのです
ウィンリィはスカーを撃ったの?
ウィンリィは撃ちません!
スカーはウィンリィに対して「お前には己を撃つ権利がある。ただし撃てばその瞬間、敵とみなす」と言い放ちました。
しかしウィンリィを守ろうとするエドの姿が、自身を守った兄と重なり、スカーは戦いの手を止めます。
最終的にはウィンリィは重傷を負ったスカーを手当てし、「己を許すのか」というスカーに対して「理不尽を許してはいないのよ」と答えました。
鋼の錬金術師完結編 最後の錬成の結末はハッピーエンド?エドとウィンリィが結ばれる?
映画「鋼の錬金術師完結編復讐者スカー」まとめ
今回は映画「鋼の錬金術師完結編復讐者スカー」の結末をまとめました。
- 映画「鋼の錬金術師完結編復讐者スカー」の結末→エドがスカーに勝利する
- スカーの人物像を紹介→額に傷のあるイシュヴァール人
- スカーが錬金術師を恨む理由→錬金術師に家族を殺されたから
- スカーの右腕の秘密→兄の右腕を移植したもの
- ウィンリィ(本田翼)がスカーを恨む理由→スカーがウィンリィの両親を殺した
スカーは「完全な悪者」というわけではなく、悲しく辛い過去を持った人物でした。
完結編の前編ではそんなスカーがエドと対峙して、心境に変化が生まれるまでを描くと予想しています!
2部作で結末まで描くのでカットされるシーンもあるかもしれませんが、どんな結末になるのか映画の公開が楽しみですね!