映画「ひとりぼっちじゃない」を観て、最後の結末の意味がわからなかったので、原作の小説を読みました。映画をラストまで見ても意味がわからなかった、謎が多かったですね。ススメと宮子の出会いが描かれてなかったので、冒頭から謎だらけでドキドキしながら観ました。
そこで映画「ひとりぼっちじゃない」の疑問を解説します。
- 結末の意味、宮子が木彫りを物置に入れた理由
- 木彫りの伏線、蓉子も宮子のことが好きだった
- 蓉子がいなくなった理由
- ススメが笑った!長崎に行く意味
- 宮子との出会い
原作の小説は、ススメが書いた日記仕立てになっていて、ススメ目線で話が進んでいきます。
ススメの人柄がよくわかるので、映画を観た後に読むとさらに面白い。
映画を観る前に読みたかった…
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紙で読みたい方もいると思いますが、紙の小説は人気で再入荷状態になっています。
映画ひとりぼっちじゃないの結末の意味をネタバレ!
原作小説の作者の伊藤ちひろさんが、映画の監督をされていますが、原作小説と映画は結末が違いました。
映画は井口理さんが主演をするために書かれたあて書きになっています。
井口理さんの演技が自然すぎて、本当にススメのような人だと思ってしまうくらいでした。
衝撃のシーンの連続…
結末の意味
最後のシーンでは、宮子の部屋にススメが彫っていた木彫りが置いてあった。
宮子は木彫りをベランダにある物置の中に放り込んだ…
終わり…エンドロールでした!
え~!ここで終わりって思いましたよね!
この結末は、原作の小説とは違います。
小説の結末では、長崎に行くことを決めて、書いていた日記を宮子にプレゼントして終わります。
ススメの気持ちが重い…のは、一緒です。
映画では、宮子は玄関のカギをかけずにいろいろな男が出入りしているところをススメが目撃していました。
映画には無かった小説のシーンで、ススメが宮子に他の男と会っていたことを聞いたときに「大切な人は(ススメの他にも)たくさんいる」と答えてます。
宮子は、物置にススメが隠れて見ていたことを知っていたのではないでしょうか。
見張られたり、嫉妬されたり、重く執着されることで、愛を感じる女性がいます。
宮子は、ススメが隠れていることを知っていて、見張られることでススメの愛を感じていた。
しかし、置いてある木彫りには顔が彫られてなかった。
ススメの気持ちが自分から離れたと感じて、木彫りを物置に入れた。
宮子の気持ちもススメから離れて終わり
木彫りの伏線!蓉子も宮子のことが好きだった
木彫りの伏線には、宮子の友人の蓉子(河合優実)の絵がありました。
ススメが蓉子の部屋を訪れた時に壁に飾ってあった黄色い絵
蓉子は宮子の絵を描いて送ったけど、宮子が飾ってくれなかったから、持ち帰ったと話していました。
蓉子は宮子の危ういところに魅力を感じていて、宮子のことを好きで絵を描いた。
しかし、絵を飾ってもらえなかった(気持ちを受け取ってもらえなかった)から、あきらめた。
女性は切り替えが早い!
蓉子とススメは宮子を思う気持ちにお互い共感して、体の関係になったのではないでしょうか。
2人のベッドシーン激しかったですね。
原作の小説は、ススメが書いた日記仕立てになっていて、ススメ目線で話が進んでいきます。
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蓉子がいなくなった理由
宮子を思う気持ちに共感して、蓉子とススメは関係を持って、蓉子はススメを好きになった。
蓉子はススメに「私のこと好き?」と聞いてます。
しかし、ススメは宮子のことを思っている。
ススメは宮子と連絡が取れなくなると不安で、会いたくなる
蓉子も宮子のところに行ったススメを待ち伏せしてました。
そして、宮子の部屋で男が死んだという、本当か嘘かわからない話をして、ススメを不安に陥れる。
蓉子もススメを好きになったことで、不安な気持ちで自分が止められなくなって、自分が自分でなくなっていることに気づいた。
ススメに会えないように、遠くに引っ越したと考察します。
ススメが笑った!長崎に行く意味
最後、ススメは長崎に行くことを決めて、母親に会って報告します。
ススメは歯科医院を辞めて、仕事も決めずに長崎へ行くことにしました。
母親がなぜ長崎なのか聞くと「何となく」
宮子に会いたくて部屋に行ってしまわないように、遠くならどこでも良かった。
宮子のことが好きな気持ち、嫉妬心でぐちゃぐちゃになって、自分が自分でなくなるようで怖かった
全く自分を知らない土地に行って、一からやり直したい。
人間関係リセットです。
でも、母親に長崎に行くことを報告して、母親が楽しそうに話している様子を見て、ススメが笑った!!!
ススメは母親が楽しそうに話していることが好きだったと宮子に話してました。
ススメは宮子と離れることを決めて、自分を取り戻したのでしょう。
原作の小説は、ススメが書いた日記仕立てになっていて、ススメ目線で話が進んでいきます。
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宮子との出会い
そもそも映画では、ススメと宮子の出会いが描かれてなく、いきなりススメは宮子の部屋に行っていた。
しかし、2人は付き合ってる感じではない。
小説では、2人の出会いが描かれています。
家の近所のスーパー(蓉子が働いている)に行った時に、宮子が紹興酒を探していました。
ススメが紹興酒の場所を教えると、宮子が経営しているアロマのお店を教えてくれました。
そして後日、宮子のお店を訪れています。
ススメは宮子に惹かれて、そのうちキスをするような関係になっていきます。
ススメの生霊?
歯医者の患者の男性(相島一之)が海岸でススメ先生を見たと言ってました。
でも、ススメは行ってないと言う…
生霊の話をしていましたから、ススメの生霊?と思いましたよね。
蓉子が宮子の部屋で男が死んだ話をしたときもススメの生霊が殺した?と思いましたよね。
しかし、そんなサスペンス展開ではなく、蓉子がススメを宮子から離そうと思って言っていて、本当の話なのかも怪しい
蓉子(河合優実)が「先生も気を付けて」と言っていた。
男が死んだことが本当なら、宮子への気持ちをどうにもできなくなって、宮子の部屋で自殺したのでしょう。
重い…
原作の小説は、ススメが書いた日記仕立てになっていて、ススメ目線で話が進んでいきます。
ススメの人柄がよくわかるので、映画を観た後に読むとさらに面白い。
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