どうする家康で家康に仕える服部半蔵の正体は忍者ではありません。いじられキャラの服部正成(山田孝之)の正体をまとめます。武士だと思っているのは、史実?実話?また、服部半蔵に仕える大鼠(千葉哲也)やくのいち七変化の女大鼠(松本まりか)の正体もお届けします。
そこで、どうする家康の服部半蔵や忍者の疑問に答えます。
- 服部半蔵(山田孝之)の正体
- 服部半蔵は家康と同じ年
- 史実?実話?服部半蔵は何をした人、どんな活躍をした
- 忍者大鼠(千葉哲也)の正体
- 忍者女鼠(松本まりか)の正体
藤子不二雄のアニメ「忍者ハットリくん」のイメージが強く、服部半蔵が忍者じゃないことに衝撃を受けました。
古沢良太さん脚本のコンフィデンスマンJP(長澤まさみ)には、毎回山田孝之さんがちょい役で出演していて、山田孝之のムダ遣い(贅沢使い)と言われています。
どうする家康の服部半蔵も無駄遣いになるのでしょうか。
どうする家康の服部半蔵の正体!忍者じゃないいじられキャラの山田孝之
服部半蔵は忍者じゃありません。
どうする家康の服部半蔵の正体は、武士、武将です。
服部半蔵は「伊賀の忍者」というイメージが強いと思いますが、実は服部半蔵という名前は歌舞伎役者のように代々継承していく、服部半蔵家の当主達の通称です。
どうする家康では、服部半蔵の中でも有名な「服部半蔵正成」が登場します。
どうする家康の服部半蔵の紹介では
先祖が忍びの郷・伊賀出身なので、忍者とよく間違えられる。本人は武士と思っている。そんな自分にプライドが持てず、人づきあいが苦手。命ぜられて伊賀忍者を使い、諜報活動をするが時々失敗する。
注意:諜報活動とは秘匿とされている情報を入手するための活動です。
家康に仕える武士で、情報を入手するために忍者集団を雇っています。
忍者を雇っている武士…紛らわしい!
服部半蔵役を演じる山田孝之さんはインタビューで、いじられキャラと話していました。
秘匿とされている情報を入手しなければいけないのに、人づきあいが苦手だから、忍者集団を雇います。
服部半蔵正成は史実ではどんな活躍をした?
では服部半蔵正成って何をした人、どんな活躍をしたの?
服部半蔵正成は、1542年に三河国伊賀(現在の愛知県岡崎市)で保長の五男として生まれました。
同じ年に家康も岡崎城で誕生して、2人は同年齢です。
服部半蔵の父親の保長は、出身地の伊賀国花垣村(現在の三重県伊賀市)を離れて上洛して、室町幕府12代将軍「足利義晴」に仕えていました。
保長は将軍・義晴のもとで情報を集める忍者として働いていたと言われていますが、衰退していく足利将軍家を離れて、三河国(現在の愛知県東部)に渡りました。
服部半蔵は7歳の時にお坊さんの修業のためにお寺に預けられますが、出家するのは嫌だとお寺から逃亡
そのことで親に勘当されましたが、兄たちに助けられて成長しました。
16歳頃に初陣して、敵を討ち取った功績が家康に認められて、将軍に会える身分になります。
その後、正成は服部半蔵正成として家康と共に戦い、忍者としてではなく「武将」として頭角を現していきます。
服部半蔵が大活躍したのが、1582年の家康最大の危機「伊賀越え」です。
織田信長が本能寺の変で討たれた直後に、徳川家康も身の危険を感じて、伊賀・甲賀忍者の支援を受けて摂津国堺(現在の大阪府堺市)から三河国(現在の愛知県東部)に帰りました。
家康は伊賀に詳しい服部半蔵正成を呼び出して、岡崎へ帰るまでの道案内を命じました。
家康の身を護るために先頭に立っていた徳川四天王の本多忠勝(山田裕貴)からも、「お前は伊賀にゆかりの者であるから、自分に代わって道案内せよ」と言われています。
正成は伊賀の忍者集団に警護を頼んで、人目に付く東海道での移動を避けて伊賀国(現在の三重県西部)を経由して三河国へ誘導しました。
この伊賀越えの功績から、徳川家康は伊賀・甲賀忍者を兵力として召し抱えて、服部半蔵正成に率いるように言いました。
服部半蔵に仕える忍者集団大鼠の正体
【徳川家臣団、出演者発表!】#忍者一筋大ベテラン
大鼠(おおねずみ):#千葉哲也服部半蔵につかえる忍者集団の長。
鼠のようにはいつくばり、素早い動きをするので大鼠と呼ばれる。
冷静沈着かつプロフェッショナルな老忍者で、普段は農業を営み、身を隠す。#どうする家康 pic.twitter.com/wRnMWXG3ck— 2023年 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) June 30, 2022
服部半蔵の代わりに情報を収集するのは、忍者集団です。
忍者集団のボスは大鼠(千葉哲也)
しかし、実は忍者の大鼠も失敗するキャラ
公式サイトの大鼠の紹介では
大鼠は、服部半蔵(山田孝之さん)に仕える忍者集団の長(おさ)。鼠のように這(は)いつくばり、素早い動きをするので大鼠と呼ばれる。
冷静沈着かつプロフェッショナルな老忍者で、普段は農業を営み、身を隠す。
失敗続きの半蔵のために役に立ちたいと思っており、その焦る気持ちが裏目に出る。
くのいち七変化の女大鼠の正体
【徳川家臣団、出演者発表!】#くのいち七変化
女大鼠(おんなおおねずみ):#松本まりか大鼠の娘で、父を継いで忍者集団を束ねる。
体が柔らかいことを生かし、どんな場所にも忍び込み、町娘から遊女、武士までどんな人物も演じきる変装の達人。服部半蔵の良きパートナーでもある。#どうする家康 pic.twitter.com/95c5znKgmd— 2023年 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) June 30, 2022
そこで、変装して服部半蔵をフォローする女大鼠がいます。
女大鼠は大鼠の娘で、松本まりかさんが演じます。
公式サイトの紹介では
女大鼠は、大鼠(千葉哲也さん)の娘で、父を継いで忍者集団を束ねる。体が柔らかいことを生かし、どんな場所にも忍び込み、町娘から遊女、武士までどんな人物も演じきる変装の達人。
服部半蔵(山田孝之さん)とタッグを組み、たびたびドジを踏む彼を細やかにフォローする良きパートナーでもある。
キャッチコピーは「くのいち七変化」
いろいろな姿に変装する松本まりかさんが楽しみです。
声も可愛い松本まりかさんですが、女大鼠はセリフが無い…
松本まりかさんはインタビューで
「なんて面白い役をいただけたのでしょう!
くのいち七変化のみならず、忍者界のサラブレッドとして生まれ、たいそうエリートだとも伺いました。
しかしそんな女大鼠、今のところいっこうにしゃべらないのです。
台本にせりふがほとんどないため彼女の全貌は謎めいていて、未知数です
服部半蔵を演じる山田孝之さんと松本まりかさんは、2000年にNHKのドラマ「六番目の小夜子」で共演して、同時期16歳の時大河ドラマ「葵 徳川三代」でも共演しています。
松本まりかのインスタばかエモい
2000年の渋谷、青春ってこんなかんじの空気感だったんだよなぁ
当時小学二年生のワイは六番目の小夜子と双子探偵にだいぶ影響を受けていた pic.twitter.com/glUroWyxYz— タンパク取る子 (@yamamessho) August 1, 2021