どうする家康でお田鶴（関水渚）は夫の飯尾連龍と家康との関係を今川氏真（溝端淳平）に密告しています。史実でも密告してる？お田鶴はただの瀬名（有村架純）の幼なじみではなく、芯の強い女性です。かつては氏真の女性ファンを取り仕切るリーダー役でした。実は氏真のことが好きだった？
そこで、お田鶴（関水渚）の正体をネタバレします。
- お田鶴（関水渚）の正体をネタバレ
- 実は氏真のことが好きだった
- 夫の飯尾連龍の謀反を氏真に密告
- 瀬名奪還作戦の時にも氏真に密告していた
- お田鶴の最後がかっこいい
お田鶴を演じる関水渚さんは、どうする家康の脚本家・古沢良太さんの映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」で主役ともいえるプリンセス役に大抜擢されてます。
長澤まさみさんが母親役で、凛としたプリンセスになっていく姿に最後感動しました。
家康の家臣役の大久保忠世役の小手伸也さんと2人は古沢組の常連です。
どうする家康ネタバレお田鶴の正体！史実では夫の飯尾連龍の謀反を氏真に密告
お田鶴（関水渚）の正体をネタバレ
お田鶴（関水渚）は、今川氏真といとこにあたり、家臣だった鵜殿長照（野間口徹）の妹です。
鵜殿長照は家康に自害に追い込まれていますから、家康を恨んでいるのかも
瀬名とは幼なじみで、氏真のファンの姫たちのリーダー格でした。
氏真が瀬名のことを好きなことに気づいています。
瀬名は大切な存在で、ナヨナヨしていて頼りない家康が、瀬名には合ってないと思っています。
しかし家康が今川から離反した時には、氏真に瀬名と関口家（瀬名の実家）への恩情をお願いしていました。
しかし叶わず…
実は熱くてまっすぐな姫なのですが、何かあざとく見えますよね。
氏真が瀬名のことが好きなことを知っていて、瀬名に嫉妬してる？
瀬名たちが氏真に暗殺されそうになった時、氏真に密告していました。
お田鶴は瀬名奪還作戦の時にも氏真に密告していた
家康は瀬名たちを今川家から助けようと服部半蔵（山田孝之）に頼んで、瀬名奪還作戦を計画します。
瀬名の侍女のたね（豊嶋花）が町に買い物に行った時に手紙を渡します。
手紙には、忍びが迎えに行く日付と時間が書かれていました。
瀬名は両親に伝えて、逃げる準備をしていましたが、
そこへ、お田鶴が来て「何かあったら、何でも言ってね」といいます。
何かと気にかけてくれていたお田鶴にお礼を言いたい母親（真矢みき）が計画をお田鶴に話してしまいました。
逃げる計画は失敗…
お田鶴が計画を氏真に密告していました。
お田鶴の意図は
氏真の味方だと氏真にアピールしたい？
大切に思う瀬名が家康の元に帰るのが嫌？
ただ正義感が強いだけ？
夫の飯尾連龍の謀反を氏真に密告
しかもお田鶴は、夫の飯尾連龍（いのおつらたつ）と家康との関係を今川氏真に密告します。
飯尾連龍は今川の家臣で、引間城主
一向一揆を鎮めた家康は、三河の支配を進めていて、飯尾連龍と話し合います。
飯尾連龍は、今後は家康と共に歩んで、今川と松平の間を取り持ちたいと言ってくれました。
それを見ていたお田鶴は、氏真に夫の謀反を密告します。
その頃、甲斐の武田信玄（阿部寛）は、上杉謙信との戦いに見切りを付けていて、今川家の駿府が欲しくなっていました。
今川家の家臣を武田家に誘い、謀反を仕向ける。
史実では、飯尾連龍は武田信玄側につきましたが、今川家に詫びて戻っています。
史実では、お田鶴が夫の謀反を密告した説はありません。
どうする家康では、今川家への愛を貫いて、密告します。
飯尾連龍は、お田鶴の密告で氏真に謀反がばれて、討たれます。
夫を密告するくらい今川家への愛に溢れている…
お田鶴の最後は家康と戦う
お田鶴は夫の死後、夫が城主をしていた引間城を引き継いで守ります。
家康は武田信玄に今川領を渡すなと信長に言われ、武田信玄と会うことになります。
今川領である駿府を武田軍が、家康軍は遠江を攻めることになる。
遠江にある引間城には、瀬名の幼なじみのお田鶴がいるので、瀬名は何度も徳川側につくように手紙を書きましたが、返事はない。
家康軍は引間城を包囲します。
家康は和睦を望みましたが、拒否されます。
このままでは武田軍に攻められてしまうので、仕方なく攻撃しようとした時にお田鶴が18人の侍女を連れて出てきました。
お田鶴はただ今川への愛に溢れ、笑顔で覚悟を決めたようでした。
お田鶴は家康軍に一斉に討たれました。
