2023年1月から放送のドラマの原作、脚本、あらすじ、クセの強いキャスト、見どころをまとめます。
私は2016年からドラマブログを書いているのですが、ドラマに原作があるなら、始まる前に原作の漫画や小説を読みたいと検索する人が増えています。
また、silentやエルピスのように脚本家が注目されることもあります。
ビックリするのは、1話が放送された時から、最終回の結末を検索する人が意外と多いんです。
見るドラマを選ぶ基準は、あらすじや雰囲気、キャスト、脚本家など様々
1年間では200本以上のドラマが放送されますから、テレビ局ごとにサイトをチェックなんてできないし、1話を全て見る時間なんてない!
そこで、ドラマ大好きそらいろが2023年1月から放送するドラマの見どころをまとめました。
ある程度見るドラマを絞れば、時間に追われることなくドラマを楽しむことができます。
それではスタートします。
月曜9時・女神(テミス)の教室~リーガル青春白書・北川景子・フジテレビ
女神の教室に似たようなドラマがあったような…と思ったあなたそれは天海祐希さん「女王の教室」です。
タイトルのテミスの意味・あらすじ
タイトルの女神=テミスとは、ギリシャ神話に登場する「法の女神」で、木村拓哉さんのドラマ「HERO」で頻繁に出てきた目隠しをして天秤を持っている像がテミスです。
女神(テミス)の教室は、裁判官だった北川景子さん演じる柊雫(ひいらぎしずく)が弁護士や検事を目指すロースクールの教師になって、生徒たちと成長する青春物語。
脚本家は大北はるか
女神(テミス)の教室に原作はありません。
脚本家の大北はるかさんのオリジナルストーリーです。
大北はるかさんは、今まで窪田正孝さんの「ラジエーションハウス」や永野芽郁さんの「ユニコーンに乗って」の脚本をされていました。
ラジエーションハウスは、原作の漫画に忠実にドラマ化されてましたし、ユニコーンに乗っては登場人物それぞれの闇に向き合ったり、勇気をもらえるドラマだったので、女神(テミス)の教室にも期待しています。
注目キャスト
今まで完璧なロボットみたいな役が多かった北川景子さんですが、今回は無駄に一生懸命で残念で頼りないけど人間味あふれる、今までに役を演じます。
ただ合格者を出せばいいという山田裕貴さんが演じるクセの強い教師や及川光博さんが演じるいい人そうだけど怪しい感じの学長とぶつかり合いながら、人間味あふれる弁護士や検事を育てようとします。
また、ロースクールに通う生徒にも注目キャストがいます。
柊木に反発する生徒を演じるのは、鎌倉殿の13人で占いを信じすぎる大姫役がヤバかった南沙良さん
リーダー的な存在で教師の前ではいい子、裏では怪しい生徒役は、最愛に出演してからドラマ出演が止まらない高橋文哉さん
それぞれ闇を抱えた生徒たちが成長していく姿が描かれますが、ストーリーは成長物語だけではありません。
手に汗握るサスペンス要素も盛り込みます。
柊木たちに法律ギリギリの嫌がらせをしてくる人物がいます。
高橋文哉さんが演じる生徒の裏の顔なのか…
キャストから考えて、いい人キャラの及川光博さんぽく感じるのは匂わせでしょうか。
霊媒探偵城塚翡翠でも及川光博さんが犯人であるかのように怪しく描かれてました。
匂わせるのでしょうか、実は犯人なのでしょうか。楽しみです。
1月16日から月曜10時・罠の戦争・草彅剛・フジテレビ・
草彅さん主演の2015年に放送された「銭の戦争」から続いている戦争シリーズの3作目です。
戦争シリーズと言っても、毎回主人公は違って、ストーリーが続いているわけではありません。
1作目「銭の戦争」(2015年)の原作は、韓国ドラマ「銭の戦争」(2007年)で、ドラマの舞台を東京に置きかえて描かれました。
2作目の「嘘の戦争」は、原作のないオリジナルドラマでした。
3作目の「罠の戦争」にも原作はありません。
脚本は後藤法子
罠の戦争の脚本家は、後藤法子さんです。
後藤法子さんは、仲村トオルさんと伊藤淳史さんの「チームバチスタシリーズ」や銭の戦争と嘘の戦争でも脚本を担当されていました。
最近では、今田美桜さんのドラマ「悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜」の脚本を担当しています。
草彅剛さんが演じる議員秘書が権力の強い国会議員に罠を仕掛けて、復讐するストーリー
愛する息子が重症をおった事件をもみ消した国会議員を失脚させる痛快エンターテイメントです。
注目キャスト
注目キャストは、井川遥さんと杉野遥亮さん
井川遥さんは、草彅剛さんの妻役で、愛する息子に重傷を負わせた犯人、もみ消した相手を2人で手を取り合って追い詰めます。
表向きは美人ママ、裏では犯人を追い詰めるダークな井川遥さんが見れそうで楽しみにしています。
杉野遥亮さんは、草彅さんが演じる亨と同じ事務所で秘書見習いとして働く蛯沢眞人役です。
大学院で植物学を研究していましたが、家庭の事情で退学しています。
わざわざこんな経歴が書いてあるなんて、キーパーソンになりそう。
亨に協力して、植物の知識を復讐に使いそうですね。
大逆転にスカッとする復讐劇を期待しています。
火曜9時・星降る夜に・吉高由里子・北村匠海・テレビ朝日
ドラマ「星降る夜に」は、35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と耳が聞こえない25歳の遺品整理士・柊一星(北村匠海)が恋に落ちる大人の本格ラブストーリー
注目キャスト
ですが、ディーンフジオカさんが演じる45歳の新人医師も絡んでくるのかという展開です。
しかもディーンフジオカさんは「顔だけはいいのに…」とディスられる間の悪い残念な男役です。
つい「ミスター残念」と言われるチームナックスの戸次重幸さんを思い出してしまいました。
今まで完璧なイケメン役が多かったディーンフジオカさんの「ミスター残念」楽しみにしています。
脚本は大石静
ドラマ「星降る夜に」に原作はありません。
脚本家・大石静さんの完全オリジナルストーリーです。
大石静さんの脚本には、戸田恵梨香さんとムロツヨシさんのドラマ「大恋愛」や吉高由里子さんの「知らなくていいコト」があります。
知らなくていいコトでは、柄本佑さんがイケメンと話題になりました。
吉高由里子さん主演の2024年の大河ドラマ「光る君へ」の脚本も決まっています。
光る君へでは、大石静さんが吉高由里子さんを主役に抜擢していて、柄本佑さんも相手役で出演します。
話がそれたので、元に戻します。
星降る夜には、ハラハラドキドキする展開になりながらも安心して見られるドラマになりそうです。
silentに似てる?見どころ
しかし、北村匠海さんが耳が聞こえない25歳役ということで、話題になったドラマsilentと被ってるとTwitterでつぶやいている人がいました。
比べて見てしまいそうですが、10歳差の大人のピュアラブストーリーを純粋に楽しみたいと思います。
意外と手の大きい北村匠海さんの手話も見どころになりそうです。
手が大きいのではなくて、顔が小さいのか…
手の所作ってドラマの演出に大事ですよね。
愛していると言ってくれで、豊川悦司さんが手話をする白くてシュッとした手が綺麗で印象に残っています。
火曜10時・夕暮れに手をつなぐ・広瀬すず・永瀬廉・TBS
夕暮れに手をつなぐは、九州の田舎から婚約者を追いかけて上京した広瀬すずさんが演じる浅葱空豆(あさぎそらまめ)が永瀬廉さんが演じる音と夢に向かって、下宿生活をする本格青春ラブストーリーです。
23歳の愛おしい時間を描いた世界で1番美しいラブストーリー
脚本は北川悦吏子
またまた、本格ラブストーリーと言いながら、ラブコメディになる予感しかありません。
そのわけは、脚本が北川悦吏子さんのオリジナルストーリーだから
北川悦吏子さんの過去の作品には、
- 愛してくれと言ってくれ(常盤貴子・豊川悦司・1995年)
- ロングバケーション(木村拓哉・山口智子・1996年)
- オレンジデイズ(柴咲コウ・妻夫木聡・2004年)
名作と言われる本格ラブストーリーが多いのですが、最近は破天荒なラブコメディで衝撃展開が多かった
- NHK朝ドラ半分青い(永野芽郁・佐藤健・2018年)
- ウチの娘は、彼氏が出来ない!!(菅野美穂・浜辺美波・2021年)
破天荒な主人公に周りが振り回される衝撃的な展開になるとTwitterが毎回ざわついていました。
夕暮れに手をつなぐは本格ラブストーリーと言いつつも、あらすじは破天荒な空豆に振り回される音の設定です。
北川悦吏子さんのコメントで、もうすでに衝撃展開になりそうな予感がします。
広瀬すずさんと永瀬廉くん。ずっと書きたかったおふたりです。完全なる、あっと驚く当て書きをしておりますので、お楽しみに。
アッと驚く当て書き…とは気になります。
8話は神回
しかもドラマの制作が発表されてすぐに「8話は神回」とツイートされています。
あー。8話は神回だ。自分で言うよ。まだ直すけど。とりあえず初稿上がった。予定通り。明日は5話と6話と、音楽打ち合わせと、あれ?なんだっけ?頭、グルグル。
— 北川悦吏子 (@halu1224) November 27, 2022
注目キャスト
そして、クセの強い登場人物も多い!
松本若菜さんが演じる磯部真紀子は、音(永瀬廉)が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の音の担当者で、音の才能を信じて、厳しく熱く応援します。
やんごとなき一族のような意地悪な役じゃなくてちょっと残念
ファーストペンギンでもいい人役だったし、ブレイクしてしまうといい人役になっていきますよね。
内田理央さん演じるアリエルは、音が所属している「ユニバースレコード」でヒットを連発しているユニット「ズビダバ」でボーカリストをしています。
セクシー路線のボーカリストで、売れなくて悩む音に絡んできそうなクセ者
内田理央さんにセクシーなイメージがありませんでしたが、写真集ではセクシーに結構露出してました。
そして、櫻井海音さんが演じる空豆の婚約者の矢野翔太
矢野翔太は、空豆と幼馴染みで、空気の読めない天真爛漫な空豆を支えてきた婚約者です。
頭が良くて爽やか、地元の大学を卒業後に上京して、自ら起業した会社で社長をしています。
空豆は矢野を追いかけるように上京しますから、矢野には空豆と結婚しない理由がありそう。
矢野を演じる櫻井海音さんは、ミスターチルドレンの櫻井さんの息子さんで、インナージャーニーというバンドでドラムをしています。
櫻井海音さんは、俳優としても活躍していて、朝ドラ「エール」で宮沢氷魚さんのバンドのドラマー役として俳優デビューしました。
その後も逃げ恥のスペシャルや未来への10カウントなど、ドラマや映画の出演が増えています。
矢野は、幼い時から空豆のすべてを知っているライバルのような感じで音をおびやかす存在になりそう。
19年前の北川悦吏子さん脚本のドラマ「オレンジデイズ」では、ミスターチルドレンが主題歌「Sign」を歌ってました。
遠い昔…
月曜から火曜に放送されるドラマの見どころをお届けしました。
水曜と木曜日放送のドラマは