映画「ベイビーブローカー」の結末と意味は何?万引き家族と繋がっている!
是枝監督は、万引き家族とベイビーブローカーのつながりをインタビューで話していました。
2作品のタイプの違う女性を見て、母性と家族の在り方を考えさせられました!
簡単なあらすじは、赤ちゃんを産んでも育てられない母親が赤ちゃんを託す「赤ちゃんポスト」(ベイビーボックス)に預けた赤ちゃんを取り戻しに来た母親と赤ちゃんの養父母を探して高値で取引をする「ブローカー」との物語です。
カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品です。
そこで、
- ベイビーブローカーの結末の意味は
- 続編はある?
- 万引き家族と繋がっていると是枝監督がコメントしていた
- ベイビーブローカーの感想
徐々にそれぞれの生い立ちや背景が明らかになっていくところに吸い込まれていきます。
ベイビーブローカーの結末の意味!続編はある?
ベイビーブローカーの結末は、新しい家族の形でハッピーエンドでした。
全員が赤ちゃんを愛していて、父親であり母親であり見守っている
父性に溢れていたハ・サンヒョン(ソン・ガンホ)は逃げていると思われて、いないことがただただ残念
ラストは続きがあるような終わり方ではなく、続編はないと思われます。
万引き家族のようなこの後どうなったんだろう…と気になるような終わり方ではありません。
ぜひ、万引き家族を観てから、映画館で観てください!!!
万引き家族とベイビーブローカーは繋がっている!
是枝監督は、朝の情報番組zipのインタビューで、万引き家族とベイビーブローカーのつながりについて話していました。
ベイビーブローカーを製作しようとしたきっかけは、「そして父になる」(福山雅治・2013年)だったそうです。
母親は子供を産んだら母親になれるけど、父親は実感がわきにくいと話したときに「子供を産んだからと言って誰もが母性が目覚めるとは限らない」という意見を聞いたことから、発想が生まれたと話していました。
万引き家族とのヒロインの違いを比べて観ると実に面白い!
女性の母性について考える2つの映画
万引き家族(安藤サクラ・2018年)は、子どもを産んでないけどさらってきた子どもと一緒に生活することで母性が目覚めていく。
ベイビーブローカーは、子どもを産んだけれど母性が目覚めず、赤ちゃんポストに預ける母親、しかし実は母性が無いわけじゃなかった
赤ちゃんの養父母を探して、一緒に旅をすることになるブローカー2人の男性の父性がすごかった!
ブローカーの2人がだんだんと父性に目覚めていく様子が微笑ましい。
ベイビーブローカーの感想
私はママなので、母性を意識しながら観ました!
ベイビーブローカーのムン・ソヨン(イ・ジウン)は、赤ちゃんを産んだ時に母性が目覚めなかったから、赤ちゃんポストに預けたと思って観ていました。
でも、次の日に赤ちゃんを取り戻しに来たから、本当は母性がある?なんか違和感を感じました。
話が進むにつれて、徐々に母性が目覚めていく様子を感じられて微笑ましく思っていました。
しかし、実は違っていたことに衝撃を受けました!!!
赤ちゃんの養父母を探す5人の旅には笑いもあって、ムードメーカーの子役が最高に可愛いすぎる!
万引き家族もですが、子役の表情や演技がたまらなく可愛い!!!
一緒に旅する5人と5人を追う刑事の生い立ちが、階段を上がるようにだんだんと明らかになっていく度に吸い込まれていきます。
ベイビーブローカー結末まとめ
えいがベイビーブレイカーについてまとめました。
- ベイビーブローカーの結末の意味は
- 続編はある?
- 万引き家族と繋がっていると是枝監督がコメントしていた
- ベイビーブローカーの感想
ぜひ、映画館で観てください!!!