映画「沈黙のパレード」の結末にガッカリした伏線やトリック犯人をまとめます。続編が期待されるガリレオシリーズですが、続編はあります!
2013年に公開された前作の映画「真夏の方程式」以来9年ぶりに公開された沈黙のパレード
巧妙な伏線やトリックが組み込まれてました。
そこで、沈黙のパレードの疑問に答えます。
- 沈黙のパレードの結末はどうなる?
- 伏線やトリックは?
- ガリレオシリーズに続編はある?
ガリレオシリーズの原作の小説は、まだまだ続いてますから、続編が映画化される可能性があります!何年後でしょうか!

続編が楽しみですね。
映画沈黙のパレードの結末にガッカリ!
\\ティザーポスター・チラシ解禁!//
この『#沈黙のパレード』ティザービジュアルのポスター・チラシは、
4月29日(金・祝)より全国の映画館(一部地域を除く)で掲出予定です🧪天才×変人、ガリレオ再始動#ガリレオ 🥼#福山雅治 #柴咲コウ #北村一輝 #東野圭吾 pic.twitter.com/KYWikCJGwH
— 【公式】「ガリレオ」映画第3弾!『沈黙のパレード』 (@galileo_movie) April 26, 2022
沈黙のパレードの結末、蓮沼寛一を殺した真犯人は新倉留美です。
並木佐織に致命傷を与えて殺害したのは、蓮沼寛一です。
歌が上手く、人気者で歌手を目指していた並木佐織
佐織の音楽の才能を見つけて育ててきた新倉夫妻
しかし、佐織は高垣智也との恋に夢中になり、音楽活動に支障が出ていました。
そんな時、佐織は留美に歌手を目指すことをやめたいと言います。
しかも佐織は、今の生活に息が詰まると言ったので、留美はカッとなって、佐織を突き飛ばして転倒させてしまいました。
動かなくなった佐織を置いて逃げましたが怖くなり、留美が再び現場に戻ると、髪につけていたバレッタだけが残っており、佐織はいなくなっていました。
安易な動機にガッカリしましたが、そこに至るまでの伏線やトリックが巧妙に絡み合ってすごいです。
留美がいなくなってから、佐織を自分の家に運んだ蓮沼寛一は、途中で目を覚ました佐織を殺していました。
そして、留美を脅そうと機会を狙っていました。
蓮沼は死体遺棄罪の時効が成立する三年を待って、実家に放火します。
実家の火災現場から、佐織の遺体が発見されて、二十三年前の本橋優奈の事件で逮捕されて証拠不十分で釈放されている前例がありますから、すぐに蓮沼に容疑がかけられました。
しかし蓮沼は、また証拠不十分で釈放されます。
自分が逮捕されたことで、留美にプレッシャーを与えて脅迫しようとしました。
そんな時、佐織の父親の祐太郎が蓮沼を問い詰めようとしていることを知った留美は、蓮沼が全部真相を話す前に殺害します。
伏線やトリックに湯川が騙された
真犯人が留美ではないと考えていた
湯川(福山雅治)は、佐織を殺害した真犯人は留美ではないと考えていました。
佐織が倒れていた公園に血痕がなかったから。
真相は、蓮沼が運んでいる途中に意識を取り戻し、佐織に致命傷を与えて殺害しました。
蓮沼の殺害現場のトリック
湯川は、蓮沼が死んでいた現場で、外側から鍵がかけられる引き戸の四角い穴から、室内にヘリウムガスを送り込んで殺害したのではないかと考えました。
しかし、事件現場近くの草むらから、ヘリウムガスのボンベとゴミ袋と蓮沼の髪の毛が発見されます。
そのことから、犯人が睡眠薬で眠らせた蓮沼の頭からゴミ袋を被せて、隙間からヘリウムガスを注入して殺害したと考えます。
しかし、発見されたヘリウムガスのボンベは、キクノ・ストーリー・パレード当日に盗まれたことがわかりました。
発見されたヘリウムガスのボンベは、犯人が仕掛けたトリックでした。
湯川は、蓮沼の殺害に増村が関わっていると推理
蓮沼の殺害の計画を立てた人物は
佐織の父親の祐太郎
戸島:祐太郎の悪友で、食品加工業「トジマ屋フーズ」社長
増村:本橋優奈の母・由美子の兄で、優奈殺害事件と由美子の自殺から蓮沼を恨んでいて復讐しようとしている
湯川は、戸島が経営する工場で、貯水タンクの液体窒素が減っていることと、防犯カメラの映像から、戸島が液体窒素を持ち出したことを突き止めました。
しかしパレード当日、客が腹痛を訴えたために計画は中止になるはずでしたが、留美が蓮沼から脅されていたことを知っていた新倉直紀が留美と一緒に殺害を実行します。
沈黙のパレードに続編はある?
ガリレオシリーズに続編はあります!
タイトルは「透明な螺旋」2021年に刊行された小説です。
ガリレオシリーズは全10作、小説が発売されています。
しかし、今まで映画化されているのは、長編小説のみです。
長編小説は10作の中の5作品で、
「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」「沈黙のパレード」が映画化されています。
「聖女の救済」は、テレビドラマの『ガリレオ』第2シリーズの最終章で、「聖女の救済 前後編」として2週にわたり映像化されています。
そして、最新の2021年に刊行された「透明な螺旋」です。
長編小説ですから、ガリレオシリーズの続編として映画化されるのは「透明な螺旋」です。
沈黙のパレード以来、何年後に映画化されるか、楽しみですね!
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